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マタイによる福音書 第1章3~4節の聖句注解まとめ

kage

2017/11/10 (Fri)


I 王の経歴と身分――1:1―2:23

A 王の系図と職務――キリストと呼ばれる――1:1-17


マタイによる福音書 第1章3節
ユダは2タマルから1パレスとザラを生み、パレスはエスロンを生み、エスロンはアラムを生み
マタイによる福音書 第1章4節
アラムはアミナダブを生み、アミナダブはナアソンを生み、ナアソンはサルモンを生み


【聖句の注解】

〈タマル〉
アダムの系図の中に、女性は記録されていません(創5:1―32)。
しかしキリストのこの系図の中には、五人の女性が挙げられています。
この五人のうち一人だけ、清純な処女がいます。
これは選ばれた種族の子孫マリヤで、キリストは彼女から直接生まれました(16節)。
残りのすべて、タマル、ラハブ、ルツ(5節)と、ウリヤの妻であったバテシバ(6節)のうち、何人かは異邦人で、何人かは再婚した者でした。
それだけではなく、四人のうち三人は罪深い者でした。
タマルは近親相姦の罪を犯し、ラハブは遊女であり、バテシバは姦淫を犯しました。
これは、キリストがユダヤ人にだけでなく、異邦人にも関係していること、罪深い人々にさえ関係していることを示します。
これは、彼が王として典型的な罪人の救い主であることを示しています。
タマルはユダの息子の妻でした。
ユダは近親相姦によって、彼女からパレスとザラを生みました(創38:6―30)。何と邪悪なことでしょう!

《聖書の引用箇所》
(創5:1―32)
1 これはアダムの系図の書である。神はアダムを創造した時、神の姿に彼を造られた。
2 神は男と女に彼らを創造し、彼らが創造された日に、彼らを祝福して、彼らの名をアダムと呼ばれた。
3 アダムは百三十年生きて、彼の姿の、彼のかたちにしたがった子を生み、その子の名をセツと呼んだ。
4 アダムがセツを生んだ後、彼が生きた日数は八百年であり、彼は息子たちと娘たちを生んだ。
5 アダムが生きた日数は全部で九百三十年であった.そして彼は死んだ。
6 セツは百五年生きて、エノスを生んだ。
7 セツはエノスを生んだ後、八百七年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
8 セツの一生は九百十二年であった.そして彼は死んだ。
9 エノスは九十年生きて、ケナンを生んだ。
10 エノスはケナンを生んだ後、八百十五年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
11 エノスの一生は九百五年であった.そして彼は死んだ。
12 ケナンは七十年生きて、マハラレルを生んだ。
13 ケナンはマハラレルを生んだ後、八百四十年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
14 ケナンの一生は九百十年であった.そして彼は死んだ。
15 マハラレルは六十五年生きて、ヤレデを生んだ。
16 マハラレルはヤレデを生んだ後、八百三十年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
17 マハラレルの一生は八百九十五年であった.そして彼は死んだ。
18 ヤレデは百六十二年生きて、エノクを生んだ。
19 ヤレデはエノクを生んだ後、八百年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
20 ヤレデの一生は九百六十二年であった.そして彼は死んだ。
21 エノクは六十五年生きて、メトセラを生んだ。
22 エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神と共に歩み、息子たちと娘たちを生んだ。
23 エノクの一生は三百六十五年であった。
24 エノクは神と共に歩み、神が彼を取られたので、彼はいなくなった。
25 メトセラは百八十七年生きて、レメクを生んだ。
26 メトセラはレメクを生んだ後、七百八十二年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
27 メトセラの一生は九百六十九年であった.そして彼は死んだ。
28 レメクは百八十二年生きて、男の子を生んだ。
29 彼はその名をノアと呼んで、言った、「エホバがのろわれたこの土地のゆえにあるわたしたちの働きから、またわたしたちの手の苦役から、この子はわたしたちに安息を与えてくれるであろう」。
30 レメクはノアを生んだ後、五百九十五年生きて、息子たちと娘たちを生んだ。
31 レメクの一生は七百七十七年であった.そして彼は死んだ。
32 ノアは五百歳になった。そしてノアはセム、ハム、ヤペテを生んだ。
(マタイ1:16)
ヤコブはマリヤの夫ヨセフを生んだ.このマリヤから、キリストと呼ばれるイエスが生まれた。
(マタイ1:5)
サルモンはラハブからボアズを生み、ボアズはルツからオベデを生み、オベデはエッサイを生み、
(マタイ1:6)
エッサイはダビデ王を生んだ。ダビデはウリヤの妻であった者からソロモンを生み、
(創38:6-30)
6 ユダは長子エルのために、名をタマルという妻を迎えた。
7 ユダの長子エルは、エホバの目に悪いものであった。エホバは彼を殺された。
8 そこでユダはオナンに言った、「兄の妻の所に入って、義弟としての義務を果たし、あなたの兄のために子孫を興しなさい」。
9 しかしオナンは、その子が自分のものとならないのを知っていたので、兄に子を与えないために、兄の妻の所に入る時はいつも、地に漏らしていた。
10 しかし彼がしたことはエホバの目に邪悪であったので、エホバは彼をも殺された。
11 そこでユダは嫁のタマルに、「わが子シラが成人するまで、あなたの父の家でやもめのままでいなさい」と言った。彼は、シラも兄たちのように死ぬかもしれないと、思ったからである。そこでタマルは行って父の家に住んだ。
12 日がたってシュアの娘、ユダの妻が死んだ.ユダは喪が明けてから、友人でアドラム人ヒラと共に、テムナの羊の毛を切る者の所へ上って行った。
13 その時ある人がタマルに告げて、「あなたのしゅうとが羊の毛を切るためにテムナに上って来ています」と言った。
14 そこで彼女はやもめの衣服を脱ぎ、ベールをかぶり、身を包んで、テムナへの道にあるエナイムの門の所で座っていた.それは、シラが成人したのに、自分がその妻にされないのを知ったからである。
15 ユダは彼女を見た時、彼女が顔を覆っていたので、遊女だと思った。
16 彼は道ばたの彼女に向かって、「さあ、あなたの所に入らせてもらおう」と言った.彼は、彼女が自分の嫁であることを知らなかったからである。彼女は言った、「わたしの所に入るために、何をわたしに下さいますか?」
17 彼は、「群れからの子やぎを送ろう」と言った。彼女は、「それを送ってくださるまで、しるしを下されば」と言った。
18 彼は、「何のしるしをあなたにあげようか?」と言った。彼女は、「あなたの印形と、ひもと、あなたが手にしている杖を」と言った。そこで彼はそれらを与えて、彼女の所に入った.こうして彼女は彼によって身ごもった。
19 彼女は起きて去り、そのベールをはずして、やもめの衣服を着た。
20 ユダは、アドラム人の友人の手に託して子やぎを送り、その婦人の手からしるしを受け取ろうとしたが、彼女を見いだせなかった。
21 彼はその所の人々に尋ねて、「エナイムの道ばたにいた遊女はどこにいますか?」と言った。彼らは、「ここには遊女はいたことがない」と言った。
22 そこで彼はユダの所に戻って言った、「彼女を見いだせませんでした.またその所の人々は、『ここには遊女はいたことがない』と言いました」。
23 ユダは言った、「彼女に持たせておいて、わたしたちが笑い草にならないようにしよう.このとおり、わたしはこの子やぎを送ったのに、あなたは彼女を見いだせなかったのだ」。
24 約三か月して、ある人がユダに告げて、言った、「あなたの嫁タマルが売春をしました.その上、彼女は売春によって身ごもっています」。そこでユダは言った、「彼女を引き出して、焼いてしまえ」。
25 彼女は引き出された時、しゅうとの所に言葉を送って、言った、「わたしはこれを持っている人によって、身ごもっているのです」。そして彼女は言った、「これらの印形とひもと杖がだれのものか、どうか見てください」。
26 ユダはこれらを見定めて言った、「彼女はわたしよりも義しい.わたしが彼女を、わが子シラに与えなかったからだ」。こうして彼は、再び彼女を知ることはなかった。
27 彼女の出産の時になると、胎内には双子がいた。
28 彼女が出産する時、一人が手を出したので、助産婦はそれを取って、その手に緋の糸を結び付けて、「これが最初に出て来た」と言った。
29 しかし、その子が手を引っ込めた時、彼の兄弟が突然出て来た.そこで彼女は、「なぜあなたは自分で破って出たのか?」と言った。そこでその名はペレヅと呼ばれた。
30 その後、緋の糸を手に着けた兄弟が出て来た.それでその名はゼラと呼ばれた。

〈パレスとザラ〉
パレスとザラは双子でした。出産の時に、ザラが手を出しました。
それで産婆は緋の糸をその手に結び、彼が長子になることの印にしました。
しかし、パレスは彼より先に出て長子になりました(創38:27―30)。
パレスは人によって選ばれたのではなく、神によって遣わされたのです。
これは、長子が人の選びによるのではなく、神の選びによることを証明しています。

《聖書の引用箇所》
(創38:27―30)
27 彼女の出産の時になると、胎内には双子がいた。
28 彼女が出産する時、一人が手を出したので、助産婦はそれを取って、その手に緋の糸を結び付けて、「これが最初に出て来た」と言った。
29 しかし、その子が手を引っ込めた時、彼の兄弟が突然出て来た.そこで彼女は、「なぜあなたは自分で破って出たのか?」と言った。そこでその名はペレヅと呼ばれた。
30 その後、緋の糸を手に着けた兄弟が出て来た.それでその名はゼラと呼ばれた。